合格体験記(平成28年度前期)


H.S(東京都受験) 
造形40点、音楽36点


 週末しかレッスンに通えませんでしたので、とにかく無我夢中でスクールに通いました。造形は試験当日にならないと何のお題が出るかわかりませんし、うまく表現できるのかが心配でした。時間内に与えられたお題が描けるのだろうか?そして背景などはどうするのか?人はどのように表現すればよいのか?  個人レッスンで先生から手取り足取り基礎を学び、色鉛筆の色合わせや人物の描き方、そして構図、園外か園内など教えて頂きました。

 背景をあらかじめ決めたり、服の色や表情などを決めたり、そして近年、子どもの数も3人から4人と増えているので、4人は最低描けるようにするなど、不安材料があっという間に解消され、ひたすら絵を描きました。合同レッスンでは試験と同じように、45分以内に与えられたお題の絵を描きました。1回目の合同レッスンで、描いたことのないお題が出た時、うまく描けなかったことに悔しさが残りました。その悔しさをバネに自宅でとにかく、いろんなお題をみつけて、ひたすら下描きを描き続けました。気が付いたころにはひと月で100枚以上描いていました。

 独学では合格できなかったと思います。的確なご指導をして頂きましてありがとうございました。

 また、試験会場では、東京保育実技スクールの仲間と出会うことができ、皆で励ましあってエールを送りながら試験を受けました。先生方と仲間との出会いに感謝しております。実技で迷っている方、是非東京保育実技スクールの扉をノックしてください。


Y.K(東京都受験) 
造形38点 言語41点(おむすびころりん)


  この度28年度前期実技試験に合格いたしました。私は27年に筆記試験を全科目合格しましたが、実技の準備不足から実技のみ28年前期に受験しました。先生の的確な指導と励ましで沢山の絵を練習し、結果今回合格する事が出来ました。私はこのスクールに通って本当に良かったです。  造形、言語共にこのスクールの先生方の的確なご指導のおかげで合格する事が出来ました。本当に感謝しております。53歳のチャレンジでした。


佐藤友基子(千葉県受験) 
造形39点 言語49点(にんじん・ごぼう・だいこん) 


 前回(2015年秋)の実技試験はピアノ演奏で緊張のあまり大失敗。

 今回は、造形で受験することを決心し、1月から月2回ほど造形のレッスンを受けることが出来ました。

 試験の2ヶ月くらい前から言語のレッスンを受け、ストーリーの構成から話し方、目線など細かく指導してもらい大変助かりました。

 造形のテストの際、タオルを敷き色鉛筆を置きました。他にもそのようにしていた方はいましたが、テスト前に不正がないかどうか試験官にタオルの表・裏をチェックされました。予想していなかったことなので、色鉛筆を並べ替えたり多少慌ててしまいました。

 結果は合格で、本当にホッとしています。ご指導、誠に有難うございました。


Y.M(東京都受験) 
造形39点 言語43点(おむすびころりん)


 実技試験まであと1ヶ月と迫る中、友人の紹介で申し込みをさせて頂き、決して充分とは言えない準備期間の中、合格の為に的確なポイントご指導を賜りました。実技のご指導ではありましたが、先生方のお言葉ひとつひとつが、今後保育の現場に立つ上での着眼点や重要事項、そして心構えにつながるものでした。

 試験当日は、思うように課題が進まず、焦る気持ちの中、先生お二人に頂いた「努力は身体が覚えている。諦めずに重ねた努力を信じて頑張って!大丈夫よ‼」というお言葉を思い出し、筆を進め、言葉を繰り出し、1日を終えました。

 そして、お陰様で この度無事に合格通知を頂く事が出来ました。

 豊かなご経験にもとづいた貴重なアドバイスと陽だまりの様に暖かいレッスンをしてくださった芳賀たき子先生、芳賀かず先生、そして応援してくれた友人達に心から感謝申し上げます。

 本当に有難うございました。


K.S(東京都受験) 
造形42点 言語42点(おむすびころりん)


 実技試験科目を2つ選択する時、ピアノは弾けない、絵も描けないという状況でした。ネットを見ると、絵は筆記試験後2ヶ月練習すればどうにかなると書いてあったのですが、そんな簡単なものではありませんでした。

 棒人間も描けない私は、実技対策本やネットの合格者の絵を真似して描いてみたのですが、一向に上達する気配がなくて、正直焦りました。そんな時、筆記試験会場前でもらったチラシの中から保育実技スクールに電話しました。

 初回に色々と説明して下さり、その後先生のおっしゃる通り描き進めていったら、帰る時には一枚の絵が描けました。びっくりです。服の色などを丁寧に決めていき、おすすめの色鉛筆を教えて頂きました。構図も教えて頂き、それを元に何枚も何枚も練習しました。

 やはり独学では無理だったと思います。基本というか、コツというものが重要だと思いました。

 通ううちに先生に会うのが楽しみと合格者が体験談に書いておられましたが、私も毎回先生に会うのが楽しみになり、元気をもらっていました。お世話になりました。本当にありがとうございました。


S.O(東京都受験) 
造形39点、言語43点(おむすびころりん)


 先生方の貴重なアドバイスのおかげで無事に合格する事が出来ました。本当にありがとうございました。

 試験当日は、時間内に描き上げなければという焦りから、下描きをする手が震えたり、問題文を読み飛ばしたりしてしまいましたが、先生に教えていただいた構図を応用して終了10分前くらいには、ほとんど描き上げることが出来ました。もう少しよく考えてから描けると良かったなあという反省点もありますが、とにかく合格点が頂けたので良かったです。


M.K(神奈川県受験) 
造形39点 言語49点(にんじん、ごぼう、だいこん)


 試験当日は、2科目ともスクールの直前対策講座を受けさせていただいたおかげで緊張も少なく受験できました。

 何が出題されるかわからないという不安はありましたが、スクールでコツコツ教えて頂いたポーズを全て応用できました。実際の試験時間は楽しく手ごたえを感じて描くことができました。

 お世話になり、ありがとうございました。先生のご指導は とてもわかりやすく、まったくの初心者の私でも描く力がこつこつと楽しく身につくカリキュラムでした。素晴らしいご指導でした。


H.A(東京都受験) 
造形43点 言語36点(うさぎとかめ)


 初めは壁に真っ赤な花模様を描いて絵が浮いたり、子どもがギクシャクした動きで、時間も足りませんでした。練習を重ねるうち、右から先生、右を向いた子ども、少し後ろに手をあげてる子どもしゃがむ子どもという基本構図が出来てきました。

 子どもの髪や服、色も決まると速く仕上がるようになりました。その分、問題独特の小物などに時間をかけてしまわないよう注意しました。

 15分で人物下絵、30分までで人物完成、40分までで背景完成、残り5分で仕上げました。

 人に見てもらって薄いと言われた床や壁の色も最後の仕上げで重ねて色がつくようにし、人物も最後に濃い色でなぞるようにしました。

 もう少し人物が大きく描ければ良かったのですが、子ども4人を描くならこの大きさでいいかなと思ってます。


T.I(埼玉県受験) 
音楽39点 言語40点(おむすびころりん)


 この教室でなかったら、実技に合格することはできなかったと思います。芳賀先生、落ちこぼれ同然の私を受からせていただきありがとうございました。

 音楽は、ピアノを全然弾けなかった私のために、私のレベルに合わせた楽曲にアレンジしていただき、私が少しずつ弾けるようになると、徐々にレベルアップした内容のピアノに変えていってくださいました。

 ピアノ初心者の私でも、楽しく弾けました。今度は、たくさんの楽曲を弾けるようになるのが私の目標です。

 言語は、とても苦労しました。”自分の言葉で伝える”ということの大切さを知りました。

 たくさんの「おむすびころりん」の本を読み、地方によってこんなに内容がちがうのかと驚き、自分のオリジナルで本を作る大切さを教わりました。

 小学校の読書ボランティアをしていますが、この経験がとても役立って、先生たちや他のボランティアの方々にも、”腕をあげた”と言われ、ほめていただいています。自分でも変わったと思います。特に”間”のとり方が分かってきました。

 他のスクールでは絶対落ちていたであろう私を、合格できるレベルまでに引き上げてくださった芳賀先生、そして合同レッスンの時に体験談を聞かせてくださった先輩のみなさん、ありがとうございました。

 合同レッスンで知り合い、試験当日、試験会場で再開できた皆様、とても心強い味方になりました。ありがとうございました。


M.H(千葉県受験) 
音楽44点 言語45点(にんじんごぼうだいこん)


 東京保育実技スクールで受講して良かったと思うことは、

①レッスンの前に実技試験で試験ではどんな視点で試験官は見ているか、どのような気持ちで試験に臨むべきかを学べたこと。

②合同レッスンを受けたこと。

③仲間ができたこと。

 です。  

 ①は、ただ与えられた試験内容をパーフェクトに行えただけでなく、誰に対して、どのような気持ちで、どんな環境でと総合的にイメージをして行う事によって、仕上がりがまったく違うと思いました。実際に言語の試験を受けているときに感じたことは、試験官は、話の内容はもちろん、私のしぐさや表情、視点などを注意深く見ていたように感じました。言語では3分をオーバーしてしまい、全て話をすることができなかったのですが、合格することができた理由は、まさにこれらのことができていたからだったのではないかと思いました。

 ②ここ数年緊張をすることなどまったくなかったので、自分自身ここまで緊張するとは思ってもみませんでした。本番さながらの環境でレッスンを受けることで免疫をつけることができたこと。本番をイメージすることができ、大変勉強になりました。自分のレベルを把握することができました。

 ③同じ試験を受ける仲間ができたことにより、励ましあい、勇気づけられました。仲間と一緒に合格できたのは、何よりも嬉しかったです。

 今回本番では、自分の力が全く発揮できずに不合格だと思っていましたが、合格通知が届いた時、「東京保育実技スクールは50点満点を取るためのレッスンをしているんだ」と思いました。緊張で思ったよりも力が発揮できなくても、十分に合格レベルでいられたのは、先生方のご指導があってのことです。この度は大変お世話になりました。ありがとうございます。


H.S(神奈川県受験) 
音楽30点 言語33点(おむすびころりん) 


 お世話になりました。最低ギリギリラインでしたが合格しましたことをご報告申し上げます。

 実技試験については言語・音楽ともまったくの初心者であったため、東京保育実技スクールを選んで本当に良かったと思っております。費用面においてもとても良心的な設定になっているため、なるべく費用を抑えたいと思っていた私には大変魅力的でした。

 当日の試験ですが、言語と音楽を選んだ方は、大体午前中には試験が終わるようです。試験官はどちらも2名だったと記憶しています。言語の試験は普段よりやはり早目になってしまったようで、普段はギリギリ3分くらいで終わるところ、感覚的には10~15秒程度早めに終わってしまった感じがしました。本番では練習の時のようにうまくいくとは絶対にいかないと思いますので、何度も何度も繰り返し練習しておくことがすごく大事だと思います。

 また、音楽では課題曲の途中で左手の伴奏を間違えてしまい、一瞬(2秒ほど)止まってしまったのですが、その間違えた1小節のみ弾き直しました。先生には途中からでも弾けるように普段から練習しておくように言われていましたので、本番でも、一瞬最初から弾き直そうかと頭をよぎったのですが、なんとかその1小節だけ弾き直すだけにしました。一般的に弾き直しは減点になると言われており、確かに減点になるのは間違いないようですが、諦めずに最後まで弾き通し、歌い通すことが大事なのだとあらためて思いました。繰り返しになりますが、特にピアノ初心者は、歌の途中からでも弾き直すことができるよう普段から練習しておくことおお薦めします。

 最後に、この初心者の私を合格まで導いてくださった芳賀たき子先生には心より御礼申し上げます。


H.Y(埼玉県受験) 
音楽35点 言語31点(おむすびころりん)
  -合同レッスンのみを受講-


 筆記試験が不合格だと思っていたので、実技試験の準備が遅れてしまいました。

 ピアノは友だち先生、ご近所先生に、期間限定で教えてもらい、市内の数か所の公民館でグランドピアノを借りて練習しました。

 言語は自宅で、車の中でCDを聴きながら覚えて、キッチンタイマーで時間を計って練習しました。ある程度できるようになると、家族や友人に聞いてもらいました。

 一番成果があったのは。東京保育実技スクールの合同レッスンに参加したことです。時間がなくて1回しか参加できませんでしたが、レッスンは試験のためのもので、的を得ていて、無駄がありませんでした。同じ目標の受験生の方々にお会いできてお話できたのも励みになりました。

 合同レッスンに参加したおかげで、試験当日は思った程緊張せず、言語も音楽も間違えないでできたので、自分では上出来でした!

 試験前は、たき子先生や、OGの補助の先生方のアドバイス、合同レッスンの仲間の顔が浮かび、強い支えになりました。もっと早くレッスンに参加できていたら、もっと納得のいく点数になったのかもしれません。

 たき子先生、お世話になりました。ありがとうございました。


M.S(神奈川県受験) 
音楽35点 言語36点(にんじん・ごぼう・だいこん)
  -合同レッスンのみを受講-


 私は合同レッスンを受けました。

【言語】個人レッスンを受けている方たちの完成度が高く、また、自分の準備不足を感じました。短時間にたくさんの方の実技をみて、それぞれの方に先生がしたアドバイスが大変参考になりました。  実技の動画を撮影して確認すると良いとのアドバイスで、自分で見てみるととても緊張した表情で話しており、そこで、取り組む姿勢、意識が変わりました。試験では、思い切って話をして、「おしまい」は時間内に言えませんでしたが、お話は最後まで話すことができました。

【音楽】それぞれレベルは違いましたが、一人ひとりの実力に合わせて歌い方や伴奏のアドバイスをされていて、試験での細かい注意点がわかりました。試験ではとても狭いレッスン室に、試験官が至近距離にいらしたのが気になり、楽しめないまま、あっという間に終わってしまいました。今後、現場では、レッスンの時の「明るく楽しく」というアドバイスを心がけていきたいです。

 単なる試験対策ではなく、現場につながる実践的なかけがえのない経験をさせていただきました。ありがとうございました。


修了懇談会(H28.9.11)


 受講生の手元に合格通知が届いて1か月後、東京保育実技スクールの修了懇談会を東京飯田橋で開催しました。

 試験勉強で苦労したこと、試験当日のようす、今後の就職活動のことなどが、ひとりひとりから報告され、楽しい懇談会になりました。