K.I 千葉県受験
造形表現33点 言語表現31点(3びきのやぎのがらがらどん)
【言語表現】前回2020年12月に初めて言語表現の実技試験を受けましたが、想定していた状況と異なり、緊張とパニックで不合格でした。今回は早い段階から東京保育実技スクールに通い、先生とも打ち合わせを充分にしてお話を構成できたので、自分の持ち味を生かせたと思います。講習での一番最後の日には試験対策があり、5人位で実際の試験会場を想定しての合同レッスンに参加できたことが、合格点につながったと思いました。ありがとうございました。
【造形表現】絵を描くことが初めてで、他社の試験対策DVDなども購入して自力で勉強していましたが、どうしても自分のものにならず、東京保育実技スクールに通うことにしました。初心者にもとてもわかりやすく説明してくださり、そして見本絵等も描いて指導してくださり、絵に対する興味が自然と湧きました。100枚は描けませんでしたが、下手なりに80枚以上楽しく練習することができました。
また時間配分を教えていただけたので、試験日の1か月前からは時間配分と用紙全部に色をつけることを意識して取り組むことができました。
最後まで設問を絵で表現するのには悪戦苦闘しましたが、何とか合格点が取れました。本当にありがとうございました。
A.T 東京都受験
音楽表現36点 造形表現36点
【造形表現】造形表現はたくさん練習したのですが、本番では、時間内に何とか絵を完成させるのにいっぱいいっぱいで、凝った絵は描けませんでした。何とかテーマを満たしていたことと、先生に教えていただいた人物の描き方や構図で合格できたのだと思います。
【音楽表現】音楽表現では本番の数日前から天候により体調を崩してしまい、声がかすれて出なくなるというアクシデントに見舞われました。ダメかと思いましたが、できることを丁寧にやろうと思い直しました。合同レッスンの時のことを思い出し、入室から始まり、挨拶、退室までを丁寧に行いました。
ピアノはとても簡単な伴奏にしていたので、つっかえることなく弾き終わりました。本番ではやはり、合同レッスンとも違う緊張があったので、伴奏を簡単にしておいて正解でした。
声はかすれて、いつものようには全く出ませんでしたが、その他が何とかできていたので合格できたのだと思います。
試験会場は狭い教室を想像していましたが、とても広い講義室のような部屋でした。優しい感じの女性二人の試験官でした。
造形表現も音楽表現も、自分のやれることは全てやった、という気持ちで試験に臨みましたが、本番ではやはり思ってもみないことが起こるものだと思いました。
それでも合格できたのは、先生方に教えていただいたこと全てを何とか発揮できたからだと思います。
大人になってから先生に教えていただく機会がもてて、楽しくもありました。いろいろ教えていただいてありがとうございました。
I.U 東京都受験
造形表現38点 言語表現37点(おおきなかぶ)
実技試験に合格することが出来ました。言語表現の先生、造形表現の先生ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
【言語表現】言語表現の試験では練習の時より緊張してしまい、お話が3分で終えられませんでした。試験の順番待ちの時に前の受験者の上手なお話を聞いて焦ってしまったり、試験会場に置いてある子どもの顔のパネルを見ると試験官と目が合ってしまったり、レッスンのときに先生から聞いていたアドバイスのとおりでした。
【造形表現】造形表現に関しては、びっくり仰天しました。なんと先生が試験の2日前に出してくださった課題「お砂遊び」が出たからです。
練習して描いたときの絵に、水場と、水をバケツで運ぶ子ども1人を加えて描きました。スコップとシャベルを持っている子どもを描いたのですが、スコップが大人用のものを描いてしまい、後からずーっと悩んでいました。それでも先生から教えていただいた絵のパターンを描くことができたのが良かったと思っています。本当にありがとうございました。
今回不合格だったらと、次の試験の申し込みを考えたりもしたところでしたが、3年越しで合格できてよかったです。
H.K 東京都受験
造形表現40点 言語表現35点(ももたろう)
【造形表現】造形表現は予想していたシチュエーションが問題に出たので、練習していた絵に、スコップや水を足して描けたので、時間にも余裕がありました。
【言語表現】言語表現は、10秒以上時間が余ってしまいパニックになりました。試験結果が送られてくるまでヒヤヒヤで、30点ギリギリででも合格していてほしいと祈っていましたが、35点と、思ったより良い点数でした。合同レッスンで、試験当日の流れの練習も重ねていたのが良かったと思います。
先生にはずっと励ましていただき、またベテランの先生にご指導いただけてとても参考になりました。ありがとうございました。
M.S 東京都受験(大妻女子大学)
音楽表現37点 言語表現42点(おおきなかぶ)
試験日全体の流れは、レッスンで説明頂いていた通りの手順で進められました。私は、11時台に音楽表現、12時台に言語表現でしたので、音楽表現が終わってから、ほんの少し休憩してすぐ言語表現の集合となり、慌ただしかったです。
【音楽表現】音楽表現では、5人程が部屋の前で試験の順番を真っていましたが、私の2人前の人が演奏している時、1曲目の「あひるの行列」の前奏の部分で4~5回はやり直しをしていました。きっと緊張のあまり指がうまく動かなかったのだと思います。私は試験日直前の合同レッスンで、たくさん緊張する場面を体験しておいて良かったなぁと、安心して本番までの時間を過ごすことができました。いよいよ自分の番が来て入室すると、2人の試験官の女性がピアノの右側に2mくらいの距離で座っていました。緊張している感覚はありませんでしたが、試験官に受験番号のシールを手渡す指が震えていました。ピアノのイスに座ると、楽譜を置く場所に紙をはさむクリップボードが置いてあり、「自由に使って下さい」というシールが貼ってありましたが、自分の楽譜は厚紙に貼ってあり、その厚紙の方がクリップボードよりも大きかったので、クリップボードは使わず隅に置いておきました。いざ演奏を始めると1曲目の「あひるの行列」はやっぱり緊張してしまい、必死で指を動かし、何とか超えを出せた感じでした。2曲目の「揺籃(ゆりかご)のうた」を始める前には気持ちを落ちつかせようと思い、大きく深呼吸をして、手をグーパーしてほぐしました。2曲目は練習通りできたと思いますが、やっぱり本番の緊張感はすごいなぁと思いました。自分としては満点ではありませんでしたが、大きな失敗はなくて良かったと思います。
【言語表現】言語表現では「おおきなかぶ」を選びました。練習では、ノックしてドアを開け、入室し、ドアを閉めてから「失礼します」と一礼する流れでイメージしていたのですが、ドアを閉めている最中に、「荷物は机に置いて座って下さい」という案内の声かけがあったので少し動揺しましたが、何も言わずに入室するよりかはマシかと思い、「はい」と返事をした後に「失礼します」と言って荷物を置いて、試験官の女性2人に受験番号のシールを手渡しました。
「立って話しますか?座って話しますか?」と尋ねられることはなく、私が「よろしくお願いします」と言った後には、「着席下さい」と言われました。続いて「準備はよろしいですか?」と聞かれたので「はい、お願いします」と答えると時間の計測がスタートしました。
話をしている前半で、自分のマスクのズレが気になってしまい、手で位置を直した瞬間に話が飛んでしまい、言い直したのでペースが崩れてしまいました。やはり本番で早口になってしまったのか、予定していた話が終わった時点では時間を知らせるベルがならなかったため、時間が余ってしまった時のために用意しておいた「とっても甘くておいしい『かぶ』でした」と言ってみたところ、言い終わった瞬間にベルが鳴りました。
言語表現は直前まで不安でしたので、待機室でもずっとストップウォッチを使って、何度も何度も声を出さずに練習して、「3分」の感覚を忘れないようにしました。試験の本番を終えて、「練習ではもっと上手にできたのに・・・」という悔しさは残りましたが、こちらも大きな失敗はなくて良かったと思います。ただ筆記試験と違って実技試験は人が点数を決めるものなので不安でした。
2科目の受験を終えた帰り、すぐ後ろを歩いていた50~60歳台の男性が深いため息をつきながら「たぶんダメだな・・・」とつぶやいていらっしゃったのが印象的でした。年齢も性別も関係なくチャレンジできる保育士の資格って素敵だなあと思いました。自分より年上の方がたくさん受験されていて、何だか勇気をもらいました。